安心してご利用頂く為の利用規約
第1条 利用資格
- 弊社をご利用いただくお客様は、常時電話で双方向の連絡が取れる方であり、当規約に沿ってご利用頂ける方とさせていただきます。
- 以下のいずれかに該当する場合は利用をお断りいたします。また利用開始後に判明した場合でも利用の継続をお断りさせていただく場合がございます。
- 利用者が暴力団・暴力団員・暴力団関連企業・団体またはその関係者、その他反社会勢力に所属していると認められる時
- 当社が以降の取引継続が困難と判断した場合
- 店内やお電話で大声をだされたり、店員や他のお客様にご迷惑や恐怖感を与える行為が見受けられた場合、暴力団関係者の判定を得ることなく当社判断で110番通報、もしくは以降の当社ご利用をお断りすることがございます。
第2条 利用方法
- クリーニング代金のお支払いは原則として前金とさせていただきます。
- クリーニングに出す前にポケットの中の確認をお願いいたします。当社の検品で発見した場合、その有用性を弊社で判断してお返し、または破棄をさせていただきます。その判断に関して責任は負いかねます。
- クリーニングに出す前に傷や穴あき等の確認をお願いいたします。受付後の検品(店舗タグ付け時や工場でのクリーニング処理前)で発見した場合、お客様への電話確認が取れない時はそのままお返しする事があります。
- 受付した後にレジへの入力漏れや入力間違いがわかった場合、お客様への確認が取れてからクリーニング処理に移りますので、仕上がり日が遅れる事があります。
- 品物管理の為、お預かり品に番号タグをつけさせていただきます。その際のホッチキスの穴や安全ピンの穴に関しては補償の対象外とさせていただきます。
- 品物を引き取った後はすみやかに袋からお出しください。ビニール包装は運搬時の汚れ防止の為であり、通気性が無いので保管には適しておりません。袋のまましまうとカビや黄変、変退色の原因になる事があります。その事に起因する事象に関しては補償しかねます。
- 店内は衣類を扱うので糸くず等が包装につきやすい環境であり、また照明器具の長期照射による変退色がおこるのを防ぐ為、仕上がり日より一定期間経過してもお引き取りが無い場合、お引き取りをお願いするお電話をさせていただく事があります。
- 弊社からの連絡の有無に関わらず、仕上がり日より3週間を過ぎてもお引き取りが無い品物に関しては1点につき1月100円の保管料のお支払いをお願いいたします。保管料のお支払いが無い場合は商品をお渡しできない場合もございます。また仕上がり日より3か月を過ぎてもお引き取りが無い場合、以降その品物の毀損、汚損、減失、盗難火災等によって生ずる損害についての責任は負いかねます。
- 品物をお引き取りになりましたら必ず品物の検品・確認をしてから番号タグを外して下さい。クリーニングの品質にご満足いただけない場合、番号タグがあり、未着用の品物に限り引き取り日より14日以内でしたら、再洗いや再プレスを無料でさせていただきます。ただし補助タグのみの品物や番号タグの付替えがわかる品物はその対象外とさせていただきます。
- 品物は全て番号タグでの管理になりますので、番号タグの無い品物に関しては弊社取扱いの確認が取れませんのでお問い合わせにはお答えできません。
- 品物のお預かり時にお渡しする引き換え伝票は無くさないようにお願いいたします。伝票の無い場合、商品をお返しできない事がございます。
- 取り外しの出来る装飾品や飾りボタン等は洗えない物が多いので取り外してからお出しください。これらの装飾品は補償の対象外となります。
- 品物の引き取り時には店員との受領点数の確認を必ずお願いいたします。お引き取り後の点数相違に関するお申し出はお受けできません。
- 購入時価格が10万円を超える品物はロイヤルコースでのお預かりになります。受付時に必ずお申し出ください。
第3条 賠償制度
- 衣類の補償期間は、お渡し予定日より30日間です。番号タグがあり未着用の品物に限らせていただきます。
- 弊社に過失責任がある場合は、『クリーニング事故賠償基準』に沿って賠償させていただきます。
- 責任者の判定を行うために繊維製品における専門機関の鑑定などを利用した場合、責任の所在が使用者もしくは製造者(メーカー)と判明した場合、その過失割合に応じた鑑定料を実費ご請求させていただく事があります。
第4条 事故原因の所在
クリーニングの事故原因の所在を大きく分けて以下の3点とさせていただきます。
- クリーニング方法及び取扱方法に過失がある場合。
- 製造者(メーカー)の企画、製造等に過失がある場合。
- 使用者の使用方法及び保管方法に過失がある場合。
第5条 賠償範囲
弊社が事故賠償に応じられるのは第4条の1.の内容となります。
- クリーニング洗浄による損傷
- しみ抜き工程による損傷
- プレス仕上げによる損傷
- 不明及び紛失
- その他の原因による損傷につきましては、繊維製品における専門機関の鑑定もしくは繊維製品品質管理士の鑑定による判断に基づくものとします。
第6条 賠償対象外
次に示す第4条の2と3の原因所在に関しては賠償の責に応じかねます。
2. 製造者(メーカー)の企画、製造等に過失がある場合。
- 染色堅牢度の弱い商品
- 接着方法に問題のある商品
- 熱セット性が弱い生地で企画・製造された商品(プリーツ加工やシワ加工)
- クリーニング方法がまったく異なる素材で組み合わされ企画・製造された商品
- 組成表示や洗濯表示に誤記がある商品
- 表示責任者の名称と連絡先の表示がない商品
- 通常の使用に耐えない素材で企画・製造された製品
- 通常のクリーニングに耐えない素材で企画・製造された商品(洗濯絵表示が全て不可・プリント剥離・装飾品やボタンの欠落及び破損を含む)
- 縫製撚糸の弱い商品によるほつれやほころび
- その他企画・製造等に起因する事項
3. 使用者の使用方法及び保管方法に過失がある場合
- 化学薬品による変退色や脱色が見られる商品(整髪剤・パーマ液・洗剤・漂白剤・バッテリー液・排気ガス等の付着によるもの)
- 汗や日光・照明による変退色や脱色
- 着用時に発生した破れ・ほつれ・糸引き・毛玉など
- ボタンの欠落・破損
- 使用者の保管中の破損
- 経年劣化及び変化によるもの
- 組成表示・洗濯表示・表示責任者タグ(メーカータグ)のいずれかが欠落した商品
- その他これらに類する使用者による事故
第7条 賠償条件
第5条に基づく賠償条件は以下の通りになります。
- 品物のお渡し日より30日以内に番号タグ付商品に事故が判明しお申し出をいただいた場合
- 賠償額=商品の購入当時の価格×商品の購入時からの経過月数に対応して『クリーニング事故賠償基準』の別表に定める補償割合
- 補償時に必要となる商品購入価格については、購入時の領収書かレシートと必要とします。それらが無い場合は、商品製造年月日を基準としたメーカー調査を行い、当時の参考価格を基に購入価格を決定させていただきます。メーカーと連絡が取れない、または商品の確認が取れない場合につきましては都度協議のうえ決定させていただきます。
- 時価を超えての補償、付加価値には応じられません(形見やプレミア等)
- 第5条において賠償する場合、クリーニング代金の返金はできますが品物の返却はできません。
- 購入金額が1点で10万円を超える商品は受付時にお申し出ください。ロイヤルでの受付とさせていただきます。受付時に申し出の無い場合は購入価格をクリーニング代金の40倍を賠償上限額とさせていただきます。
- メーカーが製造物責任(PL法。製品の欠陥により消費者が生命・身体・財産に損害を被った場合、製造者などに賠償責任を負わせること。)に任ずるように、お客様に代わって賠償交渉を弊社が行う場合もございますが、弊社がお客様に代わり交渉義務を負うものではありません。
第8条 規約内容の変更
本規約はお客様に事前通知することなく、内容や名称を変更する事がございます。
第9条 協議事項
本規約に記載無き事項及び本規約の条項の解釈に疑義を生じた事項については、お客様と弊社担当員において相互信頼の精神に基づき、協議のうえ穏やかに解決を図るものとさせていただきます。しかしながら二者間において問題解決が難しいと判断させていただいた場合には、中立公正な第三者機関にお客様にも仲裁申し出をお願いする場合がございます。